理想の間取りや設備を自分たちで選べない
注文住宅で家を購入する場合、自分たちの家族の構成に合わせて間取りを自由自在に設計することができます。マンションを購入するときでも、キッチンやお風呂などの設備を様々な種類のデザインや建具の中からカスタマイズして選べることが多く、賃貸物件よりもグレードが高めになることがほとんどです。マイホームやマンション購入では、自分たちの利用用途に合った理想の間取りや設備を手に入れられるというメリットがあります。
一方の賃貸物件の場合、すでに既存の間取りや設備が出来上がっている状態の部屋を借りることになるため、新築物件であっても間取りや設備を自由に決めることはできません。キッチンの設備は気に入ったけれど、お風呂の内装や機能がちょっと不満…ということがあっても多少の妥協はしなければいけないでしょう。
リフォーム工事ができないので注意
家族が成長した、家族が増えたなど、家族環境の変化によってもう一つ部屋を作りたいと思うこともあります。そして、キッチンやお風呂などの設備を新しい設備に取り換えたいと考えることもあるでしょう。しかし、賃貸住宅の場合、間取りの変更や設備の交換時のリフォーム工事はできないというデメリットがあります。賃貸住宅によっては壁や柱に針穴を開けるだけでも禁止しているところもあり、物件によってルールは違いますが、基本的にあまり手を加えないほうがよいでしょう。 建具や設備の一部を変えてしまったり、壁紙を張り替えてしまったりとすると、退去時に原状回復費用が多く発生することがあるので注意です。何か変えたい部分があれば、必ず大家さんや管理会社へ相談するようにしましょう。