賃貸住宅は家賃制で精神的な負担がない
そろそろ新しい住まいに引っ越したいと考えたとき、一戸建てを購入するか、賃貸に住み続けるか悩むこともありますよね。一戸建ての場合、土地や建物がすべて自分の資産になるのは嬉しい点ですが、多額の住宅ローンの支払いの重圧感は相当なものです。定年まで安定した収入を得られれば不安はないかも知れません。しかし、今の時代いつ会社が不景気になるかわかりませんし、ケガや病気に見舞われて働けなくなることがあればローン返済が困難になることもあるでしょう。 一方の賃貸住宅であれば、家賃制なので年収の何倍もの住宅ローンを抱えることもないため、その点においては精神的に楽に暮らせるでしょう。また、収入が減ることがあっても、収入に見合った住居へ引っ越しできるという利点もあります。
家賃は誰が決める?決め方は?
これからマンションやアパートなどの賃貸住宅を探す際は、家賃の条件を考えていくことは必須なので、様々な知識を知っておいたほうがよいでしょう。そもそも、住居の家賃はどうやって決まるか知ってますか?住居の家賃を決める人は、その建物の大家や不動産会社です。エリアや立地、部屋の広さなどの色んな要因から決定されます。
エリアは交通の便の良い都心方面の家賃が高めで、郊外に行くと相場が低くなる傾向があります。立地においては駅から近い場所、物件周辺の環境が良いなど、立地条件が良くなるほど家賃は高くなります。部屋の広さは専有面積が大きいほど家賃は上昇し、間取りも価格に影響を与えることもあります。同じエリアで立地条件や部屋の広さ、間取りが似ている物件があっても、大家さんの状況や考え方次第で家賃が相場より安い、高いの違いがでることもあります。ですから、より多くの賃貸住宅の情報を集めて見比べることが大切です。