高齢になると契約更新や審査に通りにくくなることもある?

定年後は賃貸の契約更新や入居審査に影響が出ることもある

賃貸で一生暮らしていくか、持ち家を購入するか考えたとき、賃貸の方が多額のローンを抱えなくてすむし、自分の収入に見合った住居に移り住めるので気楽でいい!と思う人もいるでしょう。たしかに、今はまだ20代、30代と若くて働いているので安定した収入があるかもしれません。もしも収入が減っても、家賃の低い住まいを探せばいいので、賃貸住宅であれば若い間は引越しも自由にできて、住居費のコントロールをしやすいでしょう。

しかしながら、いつかは定年退職をする時が来ますし、誰でも高齢になります。定年退職後は収入がぐんと減ることもありますし、高齢になると健康面のリスクがあることから、賃貸の契約更新を断られてり、新しい賃貸に引越ししたくても賃貸契約時に審査が通らないという可能性もあります。20代、30代で現役で働いている人より、高齢の方は賃貸住宅は借りにくいというデメリットもあることを覚えておきましょう。

高齢になった時に賃貸を借りる際のポイント

マイホームを購入しなかった人や、子どもが独立して広い一軒家の管理ができなくなったからなど、高齢になって賃貸に住む理由は様々あるでしょう。退職後に新しい賃貸住宅を借りるときに、収入面や健康面を理由に部屋を借りるのを断られるということもあります。そんな時どうすればいいかというと、家族の協力してもらうことでスムーズに借りられることが多いです。たとえば、子どもが連帯保証人になれば、賃貸の審査に通る確率がぐんと上がります。

また、近年では高齢者向けの賃貸住宅も増えています。高齢者の方を優遇している賃貸なので、当然審査は通りやすくなります。そのうえ、健康のサポートが受けられたり、バリアフリー化した住みやすい環境と設備が建物や部屋に整っているので、高齢者の方は安全で快適に生活できます。